怒りっぽい人の8つのパターン
さて、これまで「怒りっぽい人」には、8つのパターンがあることをご紹介してきました。
1.元々自分を嫌っていて、欠点やコンプレックスに触れられると大激怒する人
2.ちょっとしたマナー違反が許せなくて、暴力や暴言を振るう人
3.赤ちゃんや子どもがぐずると、カッとなって虐待してしまう人
4.レストランやお店など、店員さんにカッとなって言い掛かりをつける人
5.芸能人のブログに一々かみついて、炎上させたがる人
6.勝手に思いを寄せた異性に「自分を愛してくれない」とストーカー行為を働く人
7.自分より優秀または無能な部下に対してパワハラ、モラハラする上司
8.ちょっとしたことでパートナーにDVする夫、妻
怒る対象はそれぞれ違いますが、いずれも自分の感情をコントロールできない、怒りっぽい人であることに違いはありません。
そして、怒りっぽい人はいずれも「私を怒らせた相手が悪い」「マナー違反をした相手が悪い」と、自分を正当化します。
が、同じ状況でも笑って済ませる人がいることを考えれば、問題は怒りっぽい人にあることは明らかです。
このように自分の感情をコントロールできない人々に、巷のアンガーマネジメントは無意味です。
なぜなら、「怒り」は、ほとんど脊髄反射的に起こっていることなので、理屈で治せるものではないからです。
これらの怒りっぽい人にいくら理屈でアンガーマネジメントを教えても、いざカッとなる場面に出くわしたら、もう瞬間的に怒っているはずです。
では、怒りっぽい性格は、どうすれば治るのでしょうか?
それは、自分の怒りっぽい性格の原因は「自分を愛せないこと」と「自分の親に対する抑圧した怒り」にあることを知り、それを「アンガー・バニッシュメント」で癒すことです。