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乳幼児にマジギレする大人たち

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悲しいことですが、「乳幼児が周囲の大人から虐待されて命を落とす事件」は珍しいことではなくなりました。

 

まだ10代の幼い母親や父親、あるいは母親のボーイフレンドの手にかけられて、自分一人では何もできない、イヤなことをされても周囲に訴える力の無い乳幼児が亡くなる事件が後を絶ちません。

 

こんな事件が起こる度に世間の人は「人でなしだ」「極刑を」「こんなヤツ、子どもをつくる資格がない」と、子どもを死に追いやった犯人を責めます。

 

可愛い盛りの我が子を手にかけるなんて、たしかに畜生にも劣る行為です。

 

「親は我が子を守り、愛するもの」という動物の本能に反する「親による虐待」という行為は、なぜ絶えないのでしょう?

 

その理由は、子どもが愛を求めて泣いたり、ダダをこねたりすると、「私は親から愛されなかったのに、『愛が欲しい』なんて、ワガママでとんでもないヤツだ」と、怒りがあっという間に沸点に達するからです。

 

子どもを虐待する人たちは、自分も幼かったときに自分の親から十分に愛された記憶がありません。

 

むしろ、何も悪いことをしていないのに叱られたり、怒鳴られたり、殴られたり、蹴られたり、無視されたり、育児放棄されたりと、およそ「愛」や「やすらぎ」とは縁遠い、常に緊張をはらんだ環境で育てられました。

 

そのために、どうやって我が子を愛したらいいか分からないし、まして子供が泣いてぐずったりすると、すぐに自分自身が親から暴力を振るわれた恐怖が甦ります。

 

そして、「なにを泣いてグズグズ言ってるんだ!」と、子どもに暴力を振るわずにはいられなくなってしまうのです。

 

虐待で警察に逮捕された犯人は、大抵「しつけのつもりでやった」と言い訳をします。

 

その言い訳は、大抵世間からは非難の的になります。

 

でも、その犯人にとっては言い訳ではありません。

 

「自分も親から暴力を振るわれた。だから、これが正しい子供への接し方なんだ」という思い込みがあるからです。

 

「つい、カッとなって子供に暴力を振るってしまう」ーそんな悩みを持つ方にこそ、「アンガー・バニッシュメント」が必要です。