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「地雷を踏む」の意味

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「知らないうちに地雷を踏んで、キレられた」という人がいます。

 

この場合の「地雷」とは、その人の「触れられたくない欠点、コンプレックス」のことを言います。

 

本物の「地雷」は、地面に埋まっているので、パッと見は分かりません。

 

でも、地雷を踏むと同時に爆発して大ケガします。

 

これと同じように、「地雷を踏む」とは、その人の「触れられたくない欠点、コンプレックス」を、会話の中でうっかり刺激してしまい、その人から大激怒されることを指します。

 

この世に完璧な人間なんていません。

 

ですから、大なり小なり、欠点やコンプレックスは大抵の人にはつきものです。

 

普通の人は、自分の中にある欠点やコンプレックスを自覚しつつ、折り合いをつけて生きています。

 

でも、地雷を踏まれて大激怒するような人は、この「折り合いをつけて生きる」という器用なことができません。

 

そのために、普段は自分の中にある欠点やコンプレックスを極力隠そうとします。

 

それどころか、「私には欠点やコンプレックスなんて、ありませんから!」と、強がりを見せています。

 

まるで、「自分は完全無欠、パーフェクト・ヒューマンだ」と言わんばかりの態度です。

 

そうやって強がって見せているところに、無邪気な人がうっかりと、その人の「欠点やコンプレックス」を刺激するようなことを言います。

 

そうすると「よくも、隠していた欠点に触れてくれたな!」と、大激怒してしまうのです。

 

でも、地雷を踏んでしまった人は、わざと言ったのではありません。

 

それに、そもそも他人が隠している欠点やコンプレックスなんて、知る由もないですよね。

 

ですから、キレられた人は、「扱い辛くて、面倒くさい人だな」という印象を持ちます。

 

そもそも、地雷を踏まれてキレる人は、なぜこんなにキレてしまうのでしょう?

 

その理由は「もともと、自分を嫌っているから」です。

 

ただでさえ自分を嫌っているところに、必死で隠していた欠点やコンプレックスを刺激されて、「自分の価値がますます下がってしまう!」と大激怒してしまうのです。

 

しかし、欠点やコンプレックスを気にするかどうかは、その人次第です。

 

たとえば、最近「ハゲネタ」でブレイク中のお笑い芸人の斉藤さん。

 

もし、彼が本気でハゲを気にしていたら、あそこまで堂々と人前に出られません。

 

「ハゲ」みたいに分かりやすいコンプレックスは、さすがに良識ある大人なら、そこは触れずにおいておくと思います。

 

でも、問題なのは他人から見ると「どうして、そんなことがコンプレックスなの?」というものです。

 

そのために、悪気はないのに「うっかりして、地雷を踏んでしまい」、人からキレられます。

 

たとえば、学歴コンプレックスを持っている人がいるとします。

 

その人の前で、うっかりして親戚の学歴自慢をしたら、突然キレられます。

 

キレた人が学歴コンプレックスを持っているかどうかは、カミングアウトしない限り、他人にはうかがい知れないものですよね。

 

通常、人はコンプレックスを隠そうとしますから、他人のコンプレックスなんて、その他の人にとっては「知ったこっちゃない」ものです。

 

コンプレックスとは、「絶対に、乗り越えられないもの」であり、「その欠点のせいで、自分の価値が下がるもの」です。

 

ハゲは現在の医療技術では乗り越えられないものです。

 

でも、そのせいで自分の価値が下がるかどうかは、斉藤さんのようにその人次第ですよね。

 

つまり、「怒りっぽくて、面倒くさいヤツ」になるかどうかは、その人が「その欠点によって、自分の価値は下がらない」と思っているかどうか、にかかっています。

 

どうせなら「怒りっぽくて、面倒くさいヤツ」として敬遠されるより、「いじられキャラ」「愛されキャラ」になりたいですよね。

 

コンプレックスは隠そうとせず、むしろ受け入れて堂々としていた方が、周囲から好感を持たれます。