DV~妻を殴る夫、夫を殴る妻

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一昔前、ドメスティックバイオレンス家庭内暴力と言えば、「夫が妻を殴る」ものでした。

 

ところが、最近では「妻が夫を殴る」ケースもあるようです。

 

女性の社会進出が進み、男性並みにバリバリ働いてお金を稼ぐ女性が増えたことで、こうした「男女逆転現象」が起きるようになったようです。

 

実際に暴力に至らなくても、暴言を吐いたりモラハラしたり、お金を家計に入れないとかの行為も暴力にあてはまります。

 

一説には、「4組に1組」の割合で、DV夫婦が存在するようです。

 

互いに愛し合い、「この人しかいない」「一生、この人と一緒にいたい」と思って結婚したはずなのに、どうしてDVが起きてしまうのでしょう?

 

その理由は、夫も妻も、「子ども時代に、自分を愛してくれなかった父親や母親への怒りをパートナーにぶつけているから」です。

 

パートナーに暴力をふるう夫や妻は、子ども時代に自分を愛してくれなかった両親に怒りや憎みを抱いています。

 

そして、無意識のうちに自分の配偶者を「親代わり」として見ています。

 

彼らは、結婚当初こそ、「これで、子ども時代に両親が埋めてくれなかった心のスキマをパートナーが埋めてくれる」と相手に期待します。

 

ところが、結婚当初のときめきが薄れ、倦怠期に陥ると、途端にパートナーに対してイライラしだします。

 

「私の心のスキマを埋めてくれる、と期待したから結婚したのに。この人は何の役にも立たない」とパートナーに失望します。

 

そして、その失望が次第に怒りへと変わります。

 

恋愛当初は「白馬の王子様」「お姫様」に見えたパートナーも、時間が経てば「つまらない人」に降格してしまいます。

 

やがて、その存在さえも目障りで許せなくなります。

 

口にこそ出さないものの、「なんで、私の心のスキマを埋めてくれないの!」と、ちょっとしたことでカッとなって、暴力を振るってしまうのです。

 

暴力を振るわれる側のパートナーも、暴力がイヤなら逃げ出せばいいのに、一部の人は逃げずに留まります。

 

彼らは、自分の意志というものをあまり持たず、精神的に自立する自信がありません。

 

たとえDV夫や妻であっても、相手に依存した関係を築いている方が心地よいのです。

 

彼らの口癖は、「あの人は、私がいないとダメなの」「アイツは、オレがそばにいてやらないと」です。

 

周囲の人から見れば不思議で仕方ないのですが、当人にとっては「あの人のために」ではなく、「一人にされたら、自分が困る」のです。

 

そのため、ときに命を落とすまで相手に依存します。

 

ドメスティックバイオレンスを止めるためには、こうした心のカラクリを知り、精神的に自立することです。

 

そうすれば、「自分の幸せは、自分で作るもの」という当たり前の認識が生まれます。

 

必要以上に相手に依存することがなくなり、ちょっとしたことでも怒らなくなるでしょう。