松居一代につけるクスリ
女優・タレントである松居一代さんと夫の俳優船越英一郎さんとの泥沼離婚劇が話題になっています。
松居さんの主張によれば、船越さんが浮気したとか、船越さんによれば松居さんからDVを受けていたとか・・・。
真実は当事者のみが知っていることなので、外野は何とも言えませんが、松居さんが度々TVで語っていた内容からすると、相当松居さんは嫉妬深い性格のようです。
私がTVで見たエピソードで、「夫の携帯を折って、鍋でグツグツ煮てやった」と、松居さんが得意気に話していたというのがありました。
夫の携帯に知らない女性からの着信履歴があって、それで嫉妬する女性の話は珍しくありません。
しかし、「携帯を鍋で煮てやった」というエピソードは、聞いたことがありません。
その過激さに「うわっ!怖いな、この人」という印象を松居さんに抱きました。
その後も、夫がラブシーンを演じるのがイヤで、夫に暴力を振るったら夫が家出したとか、過激なエピソードには事欠かない夫婦だな、と思っていました。
船越さんは俳優ですから、仕事でラブシーンを演じるのは当たり前ですし、松居さんも女優なのですから、その辺は割り切っているのが当然です。
妻として面白くないのは分かりますが、「仕事だから、仕方ない」と割り切るのが普通です。
そして、今回の離婚騒動ですが、船越さんもついに我慢の限界が来たんだろうな、と、納得しているのは私だけではないはずです。
松居さんが連日のようにYouTubeで「私は悪くない」「悪いのは船越だ」と切々と訴える動画を見て、狂気を感じたのも私だけではないはずです。
このように、泥沼化している今回の離婚劇ですが、松居さんのように異常に嫉妬深い女性は、船越さんを愛しているためにこういう行動をとっているのではありません。
真実は、松居さんは「見捨てられ不安」に取りつかれているのです。
「見捨てられ不安」とは、子どもが親の愛情を感じられない家庭で育ったときに「私は親から愛されていない。私は親から捨てられたら生きていけない」という不安感を抱くことです。
幼い子どもは親の庇護がないと生きていけませんから、「親から見捨てられること」は、そのまま「死」を意味しています。
大人になって、親の庇護がなくても生きていけるようになっても、「見捨てられ不安」はいつまでもその人につきまといます。
そして、パートナーとは、こういう人にとって「親代わりの愛情をくれる人」になります。
その「親代わりの愛情をくれる人」が、浮気して再び松居さんのもとを去ってしまったら、松居さんは子どもの頃に味わった恐怖を再び味わうことになります。
その恐ろしさは、「見捨てられ不安」を抱えている人にとっては、発狂しそうなほどの恐怖です。
松居さんが動画で涙ながらに訴えるその顔は、恐怖に脅えて泣きじゃくる幼児そのものです。
松居さんが、「見捨てられ不安」を癒したとき、本来の知的で活動的な、ステキな女優さんに戻ることでしょう。